セックスレスで離婚：2年間、妻からセックスレスのことを訴えられていたのに、解決に向けて行動をとらなかった結果

2023年7月3日 2024年11月4日

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セックスレス期間が長いと離婚の可能性が高くなってしまいます。

男性側の問題のセックスレスで相談に来られて、離婚を決定してしまうケースは毎年何件かあります。
もちろん、女性側の問題でも起こりますが、今回は男性側に焦点を当てています。

セックスレス状態は、あなたも悩んでいると思いますが、妻（彼女）の精神状態に強く影響を及ぼしてしまう問題です。結構な不安であり不安定な状態なんですよ。

セックスレス問題の全てではないが、多くのセックスレスの始まりはお互いの知識不足から起こっています。（重要）

ホームページにも書いているように『夫（彼）・妻（彼女）が性差に関する知識がないこと』というのは、『お互いにセックスのとらえ方や感じ方が相手も同じだと思っていることの問題』であることが多い。

ただ、感じ方は男女で全く違っていて、その違いをお互いに感覚的に理解ができないというのが厄介な問題で、専門の相談機関で心理教育（性のとらえ方の違いなどの知識）など、その知識を知的に学習しないことには問題解決にはつながらないと思います。

普段は夫婦・カップルの仲がよいのであれば、セックスレスや未完成婚の問題というのは、実際に知識を得ることだけで８０％～９０％の夫婦・カップルは１回の相談（初回の心理教育）で解決する問題でもあります。

例えば、心理教育（性のとらえ方の違いなどの知識の指導）を行われず、夫婦の普段の関係性とか、普段から手をつないだり、ハグをしたり身体接触を増やしたり、色気のある下着をつけたりすることでは、多くのセックスレスの問題は解決に結びつかない。

『セックスレスの問題は、はじめの頃はそもそもそこが問題でない場合がほとんどだから』

普段はまだ仲がいいのにセックスレスの夫婦やカップルに関係性の改善は必要ないし、身体接触を増やしても妻（彼女）に対しての性的興奮が高まることはゼロではないが減少（本来の性欲が極端に落ちたわけではない）してはいると思います。

何が起きているのかということがわかっていないこと（お互いに性差の知識不足）が実は問題だからです。
ので、自分一人で何とかしようとしても、そもそも人間の男性性・女性性の性に関する知識がないのだから解決できるはずがないことを理解してほしい。

セックス・カウンセリング専門の相談機関に相談に行くことで問題の多くは解決します。
未完成婚や途中からのセックスレス、セックスの回数減少などの問題で、夫婦やカップルで話し合いをしないといけない状況や１回から２回程度話し合いを行っている場合は、問題はお互いに性に関する正しい知識がないか、間違った知識を正しいと思い込んでいることで起こっている問題なので、その正しい知識を得るためにセックス・カウンセリング専門の相談機関に相談に行ってください。
ちなみに、約３０年前から同じことを言い続けています。ただ、３０年たった現在も男性はまだまだ相談に行くことには抵抗がある人が多くおられるみたいです。

こんな感じになっていませんか。
１回話し合って「頑張る」と言ったきり２か月が過ぎているとか。１回話し合った後、『１回～２回程度セックスをしたが』その後すぐにしなくなっている場合などでは、奥さん（彼女）は辛いのは当たり前ですが、本人もどうしていいのかは本当のところ分かっていないことが多い。
ただ、わかっていないからと言ってカウンセリングに来るかというと、追いつめられるまで来ない男性が多いのも事実です。（本当はすぐに来てくれればいいのだが）
カウンセリングに行くまでに時間（３カ月以上）がかかりすぎてしまうことで、奥さん（彼女）が夫（彼）への気持ちが覚めそして、見限って離婚や別れを選択するということです。

ちなみに、当ルームもセックス・カウンセリングは専門の一つです。
対面相談とオンライン・カウンセリングで行っております。

以下のページもご参照ください。
セックスレスと性生活問題の相談とカウンセリング・ページへ

こちらのページも、ぜひ参考にお読みください。
相談に来られた方から頂いた『性問題の相談者の声』のページも、ぜひ参考にしてください。

つい最近も夫側の問題で、２年間セックスレスだったご夫婦が相談に来られました。
相談に来られる前に妻と二、三度話し合いをしたにもかかわらず、２年間セックスレスの問題をほったらかして、妻から本気で『離婚します』と言われて慌てて夫婦で相談に来られました。

この夫婦も相談に来られる多くの夫婦のパターンと同じで、夫は二人の関係をよくしたり、セックスができるようにすることを目的に来られたのですが、妻は専門家（第三者）を含めることで離婚を決定づけることを目的に来られました。

このような状況になってはじめて、夫が焦ってこられた時には『時すでに遅し』

セックスレスになって３か月とか４か月又は、セックスレスの状態について話し合いを１回した後とかであれば、お互いに解決を目的にした相談になるのですが、２年間というのは「ほっておく期間」が長すぎます。

このような方もおられました。
セックスレスになって２か月か３か月したころに妻から相談に一緒に行ってほしいと言われて、当ルームのホームページを見ておいてと言われ見て知っていたという夫。
何度か話し合い（ときに言い合い、妻も泣いて訴える）になってもまだ大丈夫だろうと思って約１年６カ月もほっておいて、いよいよ堪忍袋の緒が切れて「離婚しましょう」と妻に言われて、焦ってはじめて夫婦で相談に来られた方がおられましたが、妻はすでに愛想を尽かしていたために、その後、離婚をされました。

二人で来られた後に夫だけで１回相談に来られて、何とかならないかと言われましたが、来られるのが遅すぎるのでなんともできないとしか伝えられませんでした。
先ほども書いていますが、「ほっておく期間」がやはり長すぎます。

知っていたならその時に相談に来ていただいていれば、話を聞く限りでは１回か２回で解決したと思います。

現在すでに６か月以上セックスレス状態の方は、すぐにでも専門のカウンセリング機関を探して相談に行っていただきたいものです。

性に関する知識がある人間からすれば、女性性のことを考えると３か月でも長いと思いますよ。
（女性からすれば３か月以上は結構精神的にきつい）

妻・彼女から１回でもセックスレスについてやセックスレスのニュアンスのある話が出たところで、夫婦・カップルで相談に行くことで問題は１回の相談で解決すると考えられます。
あなたが本当に妻や彼女を愛しているのであれば、専門機関に夫婦・カップルで相談に行くことが妻や彼女に対しての最大の優しい、愛のある行動でもあります。

男性側の途中からのセックスレスや未完成婚、女性側の未完成婚と痛みを我慢して行っていた結果のセックスレスは、まず知識を得ないことには解決にもつながらない。
これは、相談に行ってきちんと心理教育を受ければ理解できることです。

ということで「さぁ、あなた方の番です」

このページを見られたということは、奥さん（彼女）が辛い思いをしていたり、悩まれていることだと思うので、相談にあまり時間をかけずに行ってください。

相談に来られるのには勇気がいると思いますが、すぐにでも相談に行くことが解決の近道です。

セックスカウンセリング／セックスセラピーは、

まずは悩みや問題を聞いた後に『心理教育』を行います。
これで解決しない場合に、認知技法（物事もとらえ方や考え方）と行動技法を用いながら問題解決のお手伝いをいたします。

男性側のセックスレスで妻に「もう愛していないんでしょう」と言われた夫は「愛しているよ」と言って、次の日、皿洗いなど家事を行う。
男性側からは愛しているということを証明する正しい行動、女性側からそこじゃない。と怒りが起きる夫の行動。
これだけでも男性と女性の違いが判ると思います。

心理教育ではこのような様々な違いを知ることができます。
ぜひ、セックスカウンセリング／セックスセラピーの専門相談機関に行ってまずは、違いを知ってください。

普段の仲が良ければ、専門機関であれば大抵１回の相談（正しい性差の知識を得る）で終わります。

当ルームでは、男性側の問題でのセックスレスや未完成婚で困られている夫婦・カップルを対象に『心理教育』のレクチャーを録画視聴できるプログラムを行っております。
相談に行くのを渋ったり躊躇していたり、シャイな方も知ることができ、視聴後に夫婦やカップルで再度問題についてお話をされることを勧めます。

レクチャー・ページ
セックスレス解消へはじめの一歩

未完成婚解消へはじめの一歩

ご注意
初回又は２回目の相談時に心理教育（男性性・女性性の違いなどの性教育）をしないところは自称専門家と言っておられる方かもしれません。

解決に向けて当ルームに一度、相談にお越しください。
対面相談とオンライン・カウンセリングで行っております。

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