結婚相談所で知り合って結婚された夫婦の未完成婚やセックスレスの相談

2023年4月10日 2024年10月26日

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未完成婚の問題で相談に来られるご夫婦は、当ルームでは結婚相談所等、紹介機関やサイトで知り合ったご夫婦の方が恋愛結婚をされたご夫婦よりも多く来られます。

未完成婚とは、結婚後もセックスがない状態のことをいい、男性側に問題がある場合と女性側に問題がある場合とがあります。

例えば、
『セックスの仕方がよくわからない』または、『知らないことをこのことを知られたくない』
『知らないことを知られると恥ずかしい』
『挿入は、とっても痛いのではないか』
単純に『仕方がよくわからない』
他にもセックスを行ったことがないために、様々なネガティブな考えをお持ちの方が相談に来られております。

また、結婚を前提とした恋愛中のカップルが、セックスがないことを不安に思い相談に来られるケースも多くあります。

結婚相談所等で知り合ったご夫婦で、未完成婚に関していえば男性側・女性側の問題に関係なく２０代～５０代の方が相談に来られます。

男性側の相談で多いのは、セックスに年齢はほとんど関係ないのに、
『この年齢でセックスを知らないことは恥ずかしい』とか。
『やり方がわからない』
『膣の位置がわからない』
『うまくできなかったらどうしよう』
『セックスにまつわることについて、ネガティブに考えている』
その他にも様々な考えがございます。

男性では基本的には知らないことは恥ずかしいことと思っている方が多く、女性は知らないということからくる、緊張や恐怖と恥かしさという感じです。

重要なことは、相談（カウンセリング）に行けばわかることですが、男性側の問題の場合はセックスについて知らないということは、人間の場合はゴルフやテニスの初心者が打ち方がわからないことと全く同じレベルだということです。

ゴルフやテニス以外でも、野球、ギター、フルート、オカリナ、茶道、華道、その他、はじめは素人でわからないからスクールや教室でコーチや先生に習いますよね。
人間の場合は、ここにセックスが加わっているだけです。
このことを知らないから、相談行くのを恥ずかしいなどと考えて行けないでいるのだろうと思っています。

年齢に関係なく、知らないことが恥ずかしいことではなく知らないのが当たり前なのです。
例えば、２０代だろうと５０代の人が初めてゴルフを習うときに、知らないことは恥ずかしいとは思いませんよね。
実は人間にとってはセックスも同じなのです。ただ、同じであるということを知らないだけなのです。

ほとんどの結婚相談所って、婚約したらメデタシメデタシで卒業なんだと思いますが、夫婦・家族心理学から考えたら、その後の関係性が重要で夫婦間や家族間で問題が生じた場合の処理の仕方などをきちんと教えてあげる必要があるように思います。

例えば、婚約が成立したカップルに対して、セックスから得られる男性・女性の性差の違いや夫婦、家族としてやっていくうえで知っておいてほしい基本的な夫婦システムと家族システムなど、婚約が成立後に結婚後の性生活を含めた夫婦・家族の関係性のレクチャーを含めたプログラムを実施してほしいものです。

こちらのページも、ぜひ参考にお読みください。
『セックスレスと性生活問題の相談とカウンセリング・ページ』

相談に来られた方から頂いた『性問題の相談者の声』のページも、ぜひ参考にしてください。

未完成婚だろうとセックスレスだろうと『セックスについてわからないことは専門家に聞く』
このスタンスがカップル・夫婦そして、子供たちを平和にするのでしょう。

ご本人や夫婦にとっては、とっても勇気がいるとは思いますが、勇気を出して相談に行ってください。
千田・「困っている子夫婦やカップルが、カウンセリングを受けることや心理師が性生活やセックスレスについての専門家とはいえ、知らない人に相談をするということは勇気がいることだとは思います」

未完成婚の場合は、スポーツや習い事を習う初心者と同じなので、トレーニング方法を習って行うことで案外早く解決します。
（早い人だと２週間から１か月で解決しています。とっても遅い人でも６か月くらいでセックスができています）

ただし、
『過去に性被害にあっているとか。』
『セックスをしたいと昔から思っていないとか。』
『昔からセックスや性というものにとってもネガティブに捉えている。』
など、
性に対して強いネガティブな考えや嫌悪感がある方は、解決までに１年から２年、長いと５年ぐらいという時間がかかっています。

そうでなければ解決は早いです。

未完成婚でもセックスレスでも、日本人は前提になる性に関する知識を学習する機会がほぼないので、相談に行かないでの解決は難しいと思います。

解決に向けては、本人も悩んでいるとは思いますが、パートナーの辛さを考えると時間をかけずに、一日でも早く専門機関に相談に行っていただきたいと思います。