第6回SFM/CBT研究会と第146回横浜認知行動療法研究会を終えて
まず、SFM/CBT研究会とは、千田が2015年から静岡家庭医養成プロクラムの医師・研修医や関係するコ・メディカルスタッフを対象に認知行動療法セミナーを4年間実施しております。
その後セミナー参加者の医師のみで立ち上げた研究会で、千田はスーパーバイザーとして参加しております。
静岡家庭医養成プログラム/認知行動療法研究会、略してSFM/CBT研究会と言います。
症例検討を中心に行っております。
第6回SFM/CBT研究会 7月30日(土)開催では、
1、嘔吐症(心身症) 2、第5回からの続きの不安障害・強迫観念 3、人工内耳挿入後の痛み・違和感
それぞれどのように認知行動療法を活用できるのか、どのような技法を用いればいいか。などを参加者(今回は8名)で初めに検討して、その後千田も参加してアイデアを伝えたりさせていただきました。
この後は中学生の自閉スペクトラム症の話となり、千田の専門でもある自閉スペクトラム症に特化した認知行動療法であるACATを含めて、参加者で侃々諤々自閉スペクトラム症の対応方法の意見交換会のような流れとなりました。
次に第146回横浜認知行動療法研究会 7月31日(日)開催
SFM/CBT研究会が土曜日でその次の日曜日にいつも開催をするようにしています。
その理由として、SFM/CBT研究会で発表された症例について、横浜認知行動療法研究会のメンバーでも勉強のために検討を行うようにしております。
今回の参加者は、公認心理師、大学教授、看護師、精神保健福祉士でした。
日ごろはうつ病やパニック障害、ASD、ADHD、その他の精神科疾患や対人関係問題、子供の問題行動、夫婦・家族関係の症例検討を行っておりますが、SFM/CBT研究会の症例はわりと身体疾患で心因性のケースが多いので、我々にとってもとても勉強になります。
両方に参加している千田としては、いい勉強をさせていただきました。
日常の相談に役立てたいと思っております。
以上