はじめに

25年以上にわたってとセックス・カウンセリングと性の問題行動のカウンセリングを専門心理療法の一つとして行っております。

性生活問題の相談としては、夫婦・カップルのセックスレスや未完成婚、性嗜好の違い、性嫌悪症、その他の性的関係の問題、また、本人や夫(妻)が神経発達症(ASDとADHD)や境界知能の影響からの性生活問題などです。


性の問題行動の相談としては、日本では専門の相談機関がまだまだ少ないですが、子供から成人のパラフィリア障害群(性嗜好に偏りがある状態)による性的問題行動(加害者)や性暴力加害者を対象に個人の認知行動療法を行っております。

また、性被害者・性暴力被害者のトラウマ(PTSD)問題など、性的問題で悩まれている個人、夫婦・家族、カップルの相談を行っております。

セックスレスと性生活問題の相談とカウンセリング

セックスを含めて性生活は、夫婦・カップルが良い関係を維持するうえでとても大切な行為の一つです。
ただ、それが行えないことによる本人・パートナーの辛さ、悲しさ・不安等を早々に解決するためにも、カウンセリングや相談に行っていただきたいと考えております。

セックスレス(未完成婚も含む)の問題では、まずは男性性・女性性の違いについて、お互いに頭(知識)で理解する必要があります。
この性差の知識が間違っていると問題解決につながらないからです。
心理相談・カウンセリングでは、最初に心理教育という知識の確認・説明(セックスレスの場合は性知識の確認・説明)を行います。
それで解決しない場合は、問題や状態に合わせて認知(物事の捉え方等)や行動の修正を行う認知行動療法やトレーニングを行ってまいります。


また、特に子供のいる家庭ではセックスレスによる夫婦の関係性や言動を、親が考えている以上に子供は敏感に感じ取るので、子供の心理状態や行動にも少なからず悪影響を及ぼすことも知っておいてください。

さて、セックスレスとは日本性科学会では「病気など特別な事情がないのに、1か月以上性交渉がないカップル」と定義しております。
要するに「カップルのうち、どちらかがセックスを行いたいと望んでいるのに1か月以上セックスがない状態」ということです。



セックスレス(未完成婚も含む)の状態が3カ月以上経過してる夫婦・カップルはパートナーの気持ちを考えるとできる限り早く専門の相談機関でカウンセリングを受けられることを勧めます。

千田はなぜ相談に行くことを勧めるのか。
30年近く専門として相談していて、今までにたくさんの夫婦・カップルの方が相談に来られております。来られた時に相談に行くことに対して思っていたことなどをお伺いすると、相談に行くのを恥ずかしいと考えたり、とても勇気がいったなどとお話しになられる方がたくさんおられます。

ただ、来られた方は解決につながるのでいいが、その恥かしさなどのために何もアクションを起こさないでいれば6カ月、1年(もっと長く時間経過している方もいることでしょう)なんてあっという間に過ぎてしまいます。その間のパートナーの気持ちはと言うと、とても辛い気持ち(泣かれている方もたくさんおられます)で日々を過ごしているということを知ってあげてください。



セックスレス(未完成婚も含む)や性生活の問題でお困り方は、男性側の問題、女性側の問題にかかわらず、ぜひ以下の『セックスレスと性生活問題の相談とカウンセリング・ページ』をご参照ください。

『セックスレスと性生活問題の相談とカウンセリング・ページ』




子供から成人までの性的問題行動(性加害者)のカウンセリングと認知行動療法

パラフィリア障害群(性嗜好に偏りがある状態)に該当するような性的問題行動(盗撮、痴漢、露出、強制わいせつ、覗き、強姦、児童ポルノ、家庭内でのわいせつ行為等)に対する再犯防止のための個人の認知行動療法プログラムを行っております。

また、子供の性的問題行動には、家庭環境も強く影響するために親子関係や夫婦関係に問題がある場合、その調整のために家族療法や夫婦療法も行っております。
お母さんやお父さんの温かいサポートが子供の問題行動解決に必要になります。


もう一つ、神経発達症(自閉スペクトラム症・ASDや注意欠如・多動症・ADHD)、境界知能の方は、それぞれの特性や知的レベルが問題行動に影響する場合があります。その場合は、その特性に対する認知行動療法やトレーニングを行いながら、性的問題行動の認知行動療法プログラムも行っております。

日本もつい最近ではありますが、2006年より法務省(成人が対象)は、性犯罪の受刑者や保護観察対象者の再犯防止のための体系的な制度としての性犯罪者処遇プログラム(集団での認知行動療法)を実施しております。ただ、プログラムは性犯罪加害者全員が受けるわけではなく一部の加害者が受講している状況です。

現在『子供から成人までの性的問題行動のカウンセリングと認知行動療法』の旧ページを閉じて新たに説明ページを作成中でございます。今しばらくお待ちください。

ご相談希望者はまずは以下より、まずはメールをお送りください。
タイトルは、『性的問題行動のカウンセリング申込』
info@y-sinrisoudan.ne.jp



子供から成人の性犯罪の被害者のカウンセリングと認知行動療法

性被害・性暴力被害者のトラウマ(PTSD)問題
過去に性被害・性暴力にあわれた方がセックスができない、男性を信じられない・男性が怖い・触られるだけでぞっとする、また逆に女性を信じられない・怖い・触られるとぞっとする、その他などの問題で来られたりします。

女性の悩み


例えば、
●小学生の時に信頼していた大学生に、胸や性器を服の上からや直接など様々ですが、触られそのことを親にも誰にも言えずにずっと大人まで我慢をしていた方。
●触られたりいたずらをされた後に、親に話したらなぜか怒られてしまってその後は何も言えずにいる方。
●自分では大丈夫と思っていたのに、セックスをする段階になると全く受け付けられなかったりする方。
●義父や義母にセックスを強要されたりしていた。その記憶が消えないで困っている。
●小学生、中学生、高校生の学校の先生、スポーツコーチ・指導者、知り合いのお兄さん、親の再婚相手、その他にも知り合いの人に、性暴力や性被害を受けていた方。


その他にもたくさんの相談事例があります。