問題を理解しましょう




心理療法では、はじめに「問題を理解する」ことからはじめます。
問題を理解するために、当ルームでは「認知モデル」という方法で、問題を理解しようとしま
す。


性問題の認知モデル



心の問題や症状は、ある出来事に対して、あなたがそれをどう受け止めたか、どのような見方を
したのかなど、認知体系(考え方・視覚的イメージ)によって、その結果として、不快な感情や
問題行動などが起こり、心の問題や症状となって表れると考えます。
そうした、認知体系(考え方・視覚的イメージ)を第一のターゲットとして修正していくことで、
心の問題や症状を軽くしていこうとする。そして、最終的には、あなた自身が認知療法を用いて
セルフコントロールできるようになることを、目指します。





人によって様々ではありますが、認知モデルに従って、今回は2例をお示しいたします。

男性EDの場合
環境・状況:
土曜日の夜、妻がいつものようにセックスを求めてきたとき。
認   知:「勃起しなかったらどうしよう」「上手くやることができないで、妻に不満をいろ
      いろ言われたらどうしょう」
気   分:「不安」「あせり」「緊張」
行   動:疲れたからと言って先に寝る
身体的反応:勃起不全、動悸

性嫌悪症の女性の場合
環境・状況:
夫の身勝手なセックスに嫌気がさし、過去の浮気問題などで、夫婦喧嘩が絶えない
      環境で、夫からセックスを求められているとき。
認   知:「嫌だな」「結局、いつも自分勝手にセックスをするんだから頭にくる」
気   分:「不安」「怒り」
行   動:自分からは何もしないで寝ている。「頭が痛い」や「疲れている」といって避ける。
身体的反応:動悸、膣潤滑液不足


男性性と女性性の性による違い




男性と女性との間には統計的に性差があります。
(すべての人がということではないことを了解してください)
ここで特に問題となるのは、男性はSEXもマスターベーションも単に性欲を満たすものと捉えておりま
す。
次に、女性は、マスターベーションは男性同様に性欲を満たすものでありますが、SEXは性欲を満たす
ものであり、心理的な安らぎや愛されているという安心感などとても心の安定に重要なもののひとつであ
ります。

セックスレスなどで女性がSEXを求めるのは、性欲を満たすのもそうですが、どちらかというとこの心
理的な安らぎや愛されているという安心感を求めている場合が多いのです。(愛されていないという感覚
になってしまいます)
ただし、男性にはSEXから得られる心理的な安らぎというものは理解できません。感覚的にそのような
ものは備わっていないといった方がいいかもしれません。男性は、心理的な安らぎは日常生活から得てい
るために、SEXをしないイコール妻を愛していないということにはならないのです。

もちろん、子供を生んだことでホルモンバランスが変化し女性が拒否をする場合など様々なことが起こり
ます。あくまでも、基本的に女性と男性ではこのように性が違っているということを理解して頂ければと
思います。
カウンセリングではこれらのことを踏まえて相談を行っております。

  男性 女性 
SEX(二人で行う) 性欲を満たすもの ・性欲を満たすもの
・心理的安心感
マスターベーション  性欲を満たすもの 性欲を満たすもの 
日常生活 心理的安心感 心理的安心感


セックスセラピーとは



性の心理的側面を援助するのが、セックス・セラピー及び、セックス・カウンセリングです。
セックスセラピーは、カップル/ご夫婦を対象に、性の問題、特に性機能障害に対して、認知療
法/認知行動療法を中心に、行動療法技法(行動を修正)、認知療法技法(セックスや関係の捉
え方の修正)を主に用いて行います。
※認知療法についてはこちらをご覧ください。こちらから


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