あなたにやさしい             カウンセリング・心理相談の受け方
     心の相談室               


 現在、心理資格に一定の基準を満たしているという保障となる国家資格がないために、全国にはとても優秀なカウンセラーもいれば、残念ですが、そうではないカウンセラーもおられます。また、とても優秀なカウンセラーの方でも、国家資格は必ずしも必要でないと言われている方もおられます。
 ただ、心の問題をもっている方が、相談をしようと考えたときに、誰に相談すればいいのかということが問題になるのではないかと私は考えております。
 そこで、カウンセリングを受けるには、何を基準に選べばいいのか。申し込むには、どのようにすればいいのか。カウンセリング機関や医療機関に問い合わせた時にいろいろと質問をしていいのか。など、皆様がカウンセリング機関や医療機関に相談に行こうと思われたときの、ひとつの参考にしていただければと考えて書かせていただきました。


■安心して相談を受けるために、はじめにすることは。
 (カウンセリング・心理相談の受け方を読まれている方を前提にしております)
心理相談機関、医療機関のホームページで確認してみましょう。
●カウンセラーはどのような人か。(所属学会、学会発表の経験有無、論文発表の有無等)
 ここでのキーは、最低限、学術団体での発表及び、論文発表の経験している方に
 ご相談されることを薦めます。
 
 
理由・学術団体での発表及び、論文発表を行うということは、医師をはじめ、専門家に対して自分の研究
    発表をするための臨床と学習しているということ及び、能力を持っているということになります。

    よく臨床と発表は違うと申される方もいますが、臨床能力以前の問題で専門家としての学
習をして
    いるのかということをまずは、ひとつの基準とされるのがいいと思います。
●カウンセリングの方法は。(専門の心理療法)
●相談の方法は(対面・インタネットテレビ電話カウンセリング・電話・メール等)
●相談に行く場合の方法は。予約制なのか予約制でないのか。予約制の場合は予約方法は。
●相談時間と相談費用と支払い方法は。
●カウンセリング機関であれば医療機関との連携やチーム医療を行っているのか。
●その他にもホームページをチェックしましょう。

ベースになっている学会と専門の心理療法の学会
多くのカウンセラーや医師の方は、所属学会がありまた、自分の専門としている心理療法がある場合には、
その心理療法の学会に所属しております。
例えば、
ベースとしては、
日本心理臨床学会、日本臨床心理士会、日本産業カウンセラー協会、日本カウンセリング学会、
日本精神神経医学会、日本心身医学会。

専門心理療法としては、
認知療法・認知行動療法の場合、日本認知療法学会や日本行動療法学会。
精神分析・交流分析の場合は、日本精神分析学会や日本交流分析学会。
夫婦・家族療法の場合は、日本家族心理学会
日本家族研究/家族療法学会、
            日本ブリーフサイコセラピー学会。
催眠療法の場合は、日本催眠医学心理学会、日本ブリーフサイコセラピー学会。
森田療法や内観療法の場合は、日本森田療法学会や日本内観学会。

ここにあげた以外にもたくさんの学会がございます。
そこで、カウンセラーの所属学会が学術団体に登録されている学会かどうか、というのもひとつの目安にな
ります。

貴方が相談しようとしているところのカウンセラーが国内・海外の学術団体に所属しているのかは、
こちらで調べることができます。
日本学術会議
(協力学術研究団体をクリックしてください)

■問い合わせのときに聞いておきたいこと。
ホームページで確認したことと同じなのかを確認。

ポイント1
カウンセラーの方はどのような人か。

ルームによっては、所長は臨床心理士や産業カウンセラー、医師であっても実際にカウンセリングを行う
相談スタッフは、その機関が作った資格名称を使ったりしているところもあります。


ポイント2
問題を解決していくためのカウンセリングの方法、専門心理療法はどのような方法を行っているのか。

ポイント3
貴方が困っている問題や悩みについて、担当カウンセラーの方は相談受けた経験はあるか。

ポイント4
相談時間と相談料はどのようになっているか。
相談機関によって、30分から120分と決まってはいません。
相談料についても、関東圏であれば6,000円から15,000円と幅がございます。
また、初回無料でその後10回分をまとめて支払ってください。という機関や、
初回相談料を高く設定しているところもございます。


ポイント5
話しを聞かれて納得されれば申し込みをしましょう。

いろいろ聞いていく中で、ちょっと考えたいなと思われることもあろうかと思います。
その時には、わかりました。少し考えてからまたご連絡いたします。とお答えすればいいです。

注意:そのときに、しつこく勧誘するところは問題外です。



■初回カウンセリングとそれ以後はどのように進んでいくのか。
参考として、当ルームの進め方を書かせていただきます。
なお、これが基準というわけではございませんのでご了承ください。

初回カウンセリングは。
予約電話をいただいた時にお願いとして、悩んでいることや問題だと思っていることを
書ける方には、紙に書いて持ってきていただくようにいたしております。
また、担当医からの紹介状があれば、持参していただきます。
(強制ではありません。また、他機関では行っていない場合がございます)

初回では書いていただいた問題を参考に、相談を進めてまいります。
書かないで来られる方も半数はおられます。
そのような場合は、相談の中でお伺いさせていただいております。

次に、家族構成や性格、いいまでに大きな病気をしたことがあるか等を聞かせてもらいます。

最後に、問題がどのようにして起こったか等のご説明と、
ストレス、うつ、不安、人間関係等の問題では認知療法(認知行動療法)、
ご夫婦関係や家族関係の問題であれば、夫婦・家族療法、
セックスレス等の性障害や性的関係の問題であれば、セックス・セラピーについて、
ご説明をさせていただきます。

その後、継続するかどうかは、そのときに決めていただいても結構ですし、家に帰って
お考えになってから、決めていただいてもらってもどちらでも結構です。
とご説明をさせていただいて終了となります。


2回目以降は。
問題解決に向けて、その日のテーマを決めて相談をしたり、ホームワーク(家での課題)などを
検討をしながら、セッションを進めてまいります。

相談日の間隔については、当初は1週間から2週間に1回位のペースで行います。そして、問題が小さくなったり、悩みが小さくなってくれば、日常生活での課題を行う比重が大きくなっていくために、1ヶ月に1回、3ヶ月に1回というように、相談日の間隔をあけてまいります。
なお、家族療法等の方法の場合には、日常生活での課題の比重が大きいので、当初から1ヶ月に1回というペースで行うこともございます。




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